【実体験】未経験からのIT業界　待ち受ける苦悩と持っておくべき覚悟

お疲れ様です。タカヒロです。

今回は「未経験でのIT業界就職」について色々と私の実体験からのあれこれを語らせていただきたいと思います。ぜひ最後までお目通しいただけますと幸いです。短いので。

完全未経験でのIT企業就職

大学は経営学部会計学科、文系でした。大学入試も苦手科目であった物理や化学を勉強しなくてもいいように、私立の大学に絞って受験をしました。そんな私が、IT企業を目指そうと思ったきっかけは本当に些細なものでした。

大学のゼミで知り合った友人が、いわゆるプログラミングオタクでした。彼は暇さえあれば、自作のゲームを作ったり、情報系の分厚い本（何の本なのか詳細は不明）を読んだりしているような人間で、当時何もやりたいことがなかった私は彼に感化されてIT系の会社を目指すに至ったのです。

ここから何やかんやあるのですが、とりあえず地元のIT企業に内定をいただくことができました。そこではその後2年半の間勤務することになります。その2年半がどのようなものだったのかお話しさせていただければと思います。

周囲とのレベル差に愕然

ここで一つ前提としてご説明させていただきたいのですが、私は文系でPCもろくに触ってこず、辛うじてWordで文字のみのレポートを作って提出できる、というようなレベルで入社しました。

いざ入社すると、周りは全員その分野のプロの方々。業務の説明をされても言葉の意味が分からず、その言葉の意味を尋ねると「自分で調べてみて。ネットに色々載ってるから。」という指示を受け、ネットで調べてみますが、そこに書いてあることがさらに意味不明で思考停止、なんてことが立て続けに続きました。

最初は仲良くプライベートな話をしてくれていた上司の方々も、徐々に会話を交わす機会が減っていき、最終的には、今のご時世パワハラで完全OUTな言葉を浴びせられたりもしました。

必要な心構え

前述の通り、私は未経験も未経験で完全にど素人の状態で、IT業界という領域に足を踏み入れてしまったわけですが、もし私と同じような状況でIT業界を目指している方々には、その分野に心の底から興味を持っているのかを自問していただきたいと思います。とてつもなく好きでこんなものを造ってみたい、あの事業に携わってみたい等々、迷いなくスッと出せる方は素晴らしいと思いますし、そういった方への心配は杞憂でしょう。ただそうではなく、IT業界は今後明るいらしいし高収入だから一旦行ってみようかなという考えをお持ちの方は注意が必要だと考えています。決して止めたり、否定したりはしません。未経験でITという先進的な業界に入っていくには、本当に数え切れないほどの壁や重圧があなたを襲ってくると思います。それに打ち勝つ気力と、様々なものを勉強する意欲を持ち合わせて全力で頑張っていってほしいなと思います。